中国では古代から洗髪のための

豆を原料としてつくった洗い粉が使われていたり、額黄(がくおう)といって、額の生え際に黄粉をつける化粧が行われていたりした。

その原料は黄土ともオオカミの糞(ふん)であったともいわれている。

眉を剃(そ)り落として細く眉を描くため、眉墨は青色もあり、インジゴが原料であった。

これらは前1世紀ごろの前漢の時代にすでにみられた。また鉛から製したおしろいや、紅藍(こうらん)を原料とした頬紅(ほおべに)、口紅、目の縁に紅をさす化粧などや付けぼくろも使われていた。

そして唐の時代、7世紀から10世紀ごろまでに、いわゆる西域(せいいき)との交流が盛んになるにつれて、化粧の全盛時代を迎え、濃艶(のうえん)な厚化粧の傾向を増した。

いずれも化粧品の原料は、植物性のものや鉱物性のものが主であって、それが後の時代まで続いた。

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